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Golem(ゴーレム:GNT)では、個人から貸し出されたパソコンを1つに繋ぎ、スーパーコンピューターに匹敵するくらいのクラウドコンピューターを構築目指す仮想通貨プロジェクトです。Golem(ゴーレム)はビジネスに革命を起こすのではと言われています。Golemの仕組み、価格や将来性を簡単に解説致します。

ゴーレム(GNT)のリアルタイム相場価格と時価総額ランキング

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Golem(ゴーレム)の基礎知識

Golemトークン

Golem(ゴーレム)は2016年の11月にイーサリアムのプラットフォームから誕生したEOSトークンです。
ICOではなんと350億円以上もの資金を調達し、大きな話題となりました。

通貨単位はGNTで表され、2018年7月現在は1GNTあたり約40円前後で取引がされています。

Golem(ゴーレム)の分散型スーパーコンピューター

Golemはグローバルな分散型スーパーコンピューターを構築し、ユーザーに提供することを目的として開発がされました。

その仕組みを簡単に説明すると、ユーザーが自分のパソコンの演算能力をGolemに貸し出し、Golemは貸し出された演算能力をつなぎ合わせてスーパーコンピューターに匹敵するくらいの演算能力を構築します。

これをクラウドコンピューターと言います。

自分のコンピューターの能力をGolemに貸し出したユーザーは報酬としてGNTを受け取ることができ、構築されたスーパーコンピューターは使用料を払うことで誰でも利用することができます。

したがって個人でもスーパーコンピューター並の能力を持ったパソコンを使えるようになり、もしGolemの分散型コンピューターが完成すれば、ビジネスの生産性が驚くほど上昇すると考えられています。

Siacoinとの違いは?

Siacoin(シアコイン)という別の仮想通貨とGolemのプロジェクトを混同してしまう方は非常に多く、少しややこしいので注意する必要があります。

どちらもパソコンの不要な能力をユーザーから借りて、それを提供するという意味では同じなのですが、提供するモノが異なります。

Golemでは演算能力が利用されるのに対して、Siacoinではパソコンのストレージが提供されます。

Golemは分散型スーパーコンピューターで、Siacoinは分散型クラウドサービスを構築するために開発されたという違いもあります。

Siacoinもユニークな仮想通貨で将来性のある仮想通貨ですが、Golemとプロジェクトを混同しないように気をつけてください。

Golem(GNT)の価格推移&チャート

チャート

Golem(ゴーレム)は2016年の11月に発行され、発行当初は1GNTあたり約1.2円程度の価格がつけられました。

前述のとおり、ICOでは350億円以上もの資金を調達したことで話題となったのですが、Golemの価格の方にはあまり反映されず、その後半年近くはパッとしない価格を推移します。

その後、PoloniexやBIttrexといった大手取引所に上場をしたことで価格が上がり、2017年6月に過去最高値である1GNT、約70円まで値上がりしました。

さらに2017年12月から2018年1月にかけては仮想通貨市場全体が盛り上がりを見せたこともあり、Golemの価格も高騰し1GNT、約110円まで上昇します。
このときの価格が現在までの最高値となっています。

2018年の2月から3月にかけては開発の遅れが疑問視され価格が下落してしまいますが、4月に中国の大手取引所Binanceに上場し、さらにサービスのベータ版であるGolem Brass Betaをリリースしたことで再び価格の上昇を見せました。

2018年7月現在は1GNTあたり約40円前後で取引がされています。

Golem(ゴーレム)のロードマップ&今後の開発予定

暗い道

Golem(ゴーレム)では2018年中にClay Golem(クレイゴーレム)、Stone Golem(ストーンゴーレム)、Iron Golem(アイアンゴーレム)の3つの段階に分けて開発が行われる予定となっています。

Clay Golem(クレイゴーレム)ではGolemの演算能力が高めらるような開発がされ、開発者がGolemに携われるような取り組みがされます。

Stone Golem(ストーンゴーレム)ではセキュリティーと安全性が高められ、Iron Golem(アイアンゴーレム)では開発者がサンドボックス(セキュリティー機構)の外部で作動するアプリケーションを開発できるようになります。

Iron Golem(アイアンゴーレム)が完成した時点でGolemはほぼ最終段階を迎えるようです。

 

2018年の4月にBrass Golem(ブラスゴーレム)が発表されたときにGolemの価格が大きく上がったことを考えると、これらの開発が行われる前後にはGolemの価格が大きく上がることが期待できそうです。

特に最終段階とされるIron Golem(アイアン Iron Golem(アイアンゴーレム)ゴーレム)の完成時期には要注目です。

Golem(ゴーレム)の将来性は?価格は上がる?

右肩上がりのグラフ

Golem(ゴーレム)は完成を迎えれば個人がスーパーコンピューターの演算能力を利用できるようになることから、多くの分野において新たな研究&開発が行われる手助けになると考えられており、ビジネスに革命を起こすのではtとまで言われています。

自分のパソコンの一部を貸し出して報酬を貰えるという仕組みもユニークで、Golemが将来的に値上がりすることにはかなりの期待が持てそうです。

気がかりなのは開発に時間がかかってしまうという点で、Golemのベータ版であるBrass Golem(ブラスゴーレム)はICOから約1年半後のリリースでした。
過去には開発の遅さからGolemの価格が下がったこともあり、Golemの開発スピードにはいささか不安が残ります。

とはいえ予定では2018年までに行われるというGolemの最終段階Iron Golem(アイアンゴーレム)が開発されれば、Golemの価格が大きく上がるのは間違いなさそうです。

おそらくは2019年までにずれ込むと思われますが、その時が近くなったらGolemには要チェックです。

Golem(ゴーレム)のまとめ

Golem

  • Golemはユーザーからコンピューターの演算能力を借り、それ1つに繋いでクラウドコンピューターを構築するために開発がされた
  • Golemのクラウドコンピューターはスーパーコンピューターに匹敵するほどの演算能力を持つとされ、完成すれば個人でもスーパーコンピューターを利用できることになる
  • 完成すればビジネスの生産が大きく向上すると期待がされており、Golemの最終段階とされるIron Golem(アイアンゴーレム)がリリースされればGolemの価格が大きく上がると期待できる

 

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