bitshares(ビットシェアーズ)

仮想通貨BitShares(ビットシェアーズ:BTS)は数ある分散型取引所の中でも特に将来性が期待されている仮想通貨です。BitSharesの多機能な分散型取引所やBTSの価格チャート、将来性を含めてBitSharesとはどんな仮想通貨か、分かりやすく解説していきます!

BitShares(BTS)リアルタイム相場価格と時価総額ランキング

ビットシェアーズの相場価格と時価総額ランキングをリアルタイム表示

BitShares(ビットシェアーズ)の基礎知識 

BitSharesトークン

BitShares(ビットシェアーズ)は2014年の7月に取引が開始された仮想通貨です。
通貨単位はBTSで表され、2018年11月現在は1BTSあたり約10円で取引がされています。
通貨の時価総額は平均的に30位台に位置しており、大きな将来性を持つ仮想通貨です。 

BitShares(ビットシェアーズ)の分散型取引所

そんなBitSharesは多機能な分散型取引所(Decentralized Exchange:DEX)および銀行などの金融サービスを提供するために開発がされました。 

分散型取引所とは、中央管理者が存在しなくとも利用者自身が保有する通貨を管理し、さらに利用者同士が直接、通貨の取引をすることができる取引所のことです。 

bitflyerやBinanceなどの既存の取引所は運営団体が存在しており、利用者は運営団体が提供する取引所で通貨の取引を行う必要があります。
通貨の取引に取引所という仲介者が入るため、時間がかかる、手数料が取られるといったデメリットが生まれてしまいます。
また利用者が保有している仮想通貨や秘密鍵を取引所が管理しているため、ハッカーに狙われやすいというリスクもあります。
約580億円のNEMがハッキングされたコインチェック事件やVergeコインの51%攻撃を受けて倒産に追い込まれたイタリアの取引所ビットグレイルなどをご存知の方も多いかと思いますが、取引所のセキュリティーは完璧ではないため常にハッキングの危険性がつきまといます。 

一方の分散型取引所は、利用者が直接、取引を行うことができるため、時間がかからない、手数料が要らないといったメリットがあります。
さらにブロックチェーン上で取引が行われるため、取引の改ざんができない、ハッキングに強いというメリットもあります。

したがって今、分散型取引所が次世代の取引所として注目を集めているのです。

BitShares(BTS)の機能は?

頭の部分が欠けている人のパズル

BitSharesは分散型取引所を構築するだけでなく、他にも多くの機能を備えています。 

次に見ていきましょう。 

スマートコイン 

BitSharesの分散型取引所にはスマートコインと呼ばれるトークンが存在しています。 

スマートコインは米ドルや金の価格にペッグ(固定)されたペッグ通貨で、ユーザーが約定する際に用いられます。 

通貨単位はBitUSDで表され、常に1BitUSD=1USDとなります。 

Graphene(グラフェン)

Graphene(グラフェン)はBitSharesのネットワークのことです。

Grapheneは毎秒600万件のトランザクション処理を行うことができる LMAXという取引プラットフォームの技術を参考にして開発されています。
そのためBitSharesもトランザクション処理能力に優れており、Grapheneでは1秒間に10万件ものトランザクション処理を行うことができます。

高い取引処理能力を誇るため、BitSharesではユーザー数が増えて多くの取引注文が生まれてもスケーラビリティ問題の心配がありません。

ユーザー発行資産

BitSharesにはユーザーが自分自身の独自トークンを発行することができる、ユーザー発行資産という機能もあります。

ユーザーが発行したトークンはBitSharesの分散型取引所内で取引をすることができます。

この機能を利用して、今後はBitSharesからICOを行うトークンが増えたり資金調達をする企業が増えていくと考えられています。

Named Accounts(ネームド・アカウント)

BitSharesのユーザーはNamed Accountsという機能によって自分自身のアカウント(公開鍵)名を自由に決めることができます。 

通常の公開鍵はランダムな英数字によって決められるため、自分の公開鍵を記憶しておくのはとても困難になります。

しかしBitSharesならば自分の覚えやすい公開鍵を作成することができるため、例えば日常生活での送受金が容易となります。 

DPoS( Delegated Proof-of-Stake)

BitSharesのコンセンサスアルゴリズムにはdPoSが採られています。
コンセンサスアルゴリズムとは送受金などの取引を承認する方法のことで、dPoS はdelegated・Proof ・of ・Stakeの略語です。

より高性能なコンピューターでより多くの計算を解いた人がマイニングを行うことができるPoWに対して、PoSは通貨の保有量によってマイニングを行うことができる人が決定されます。 

delegatedは日本語で委任された、という意味で、 BitSharesでは通貨の保有者によって決められた取引の承認者(ビットコインでいうマイナー)がブロック(取引情報)を承認します。 

そのためBitSharesのコンセンサスアルゴリズムはdPoSという名前が付いています。 

通貨の保有者によって取引承認を行うノードが決定されるので、ノードが必要以上に権限を有することがなく、 BitSharesではVergeやモナコインで発生した51%攻撃やハードフォークのリスクが低くなります。 

BitShares(BTS)の価格推移&チャート 

ビットシェアーズ(チャート)

BitSharesは2014年の7月に取引が開始され、当初は1BTSあたり約1円で取引がされていました。 

その後2017年の3月までは0.3〜0.6円台を推移しますが、4月以降は価格が高騰します。 

6月には1BTSあたり約30円まで価格が上昇しました。 

この価格高騰は中国の大手取引所であるBinanceに上場したことが理由と考えられています。 

さらに2017年の年末から2018年の1月にかけては仮想通貨市場全体が盛り上がりを見せたこともあり1BTSあたり約80円まで価格が高騰しました。 

2018年の11月現在は1BTSあたり約10円で取引がされています。 

BitShares(BTS)の将来性 価格は上がる?

空に向かっていく矢印

既存の中央型取引所はセキュリティーやコスト面から近い将来、BitSharesのような分散型取引所にとって代わられると考えられています。 

すでに分散型取引所はBancorや0xなど数多く存在していますが、中でもBitSharesはその多機能さから特に将来性が高いと期待がされています。 

結論として、BitSharesは将来的に価格の上昇の可能性が十分にある仮想通貨です。 

BitShares(ビットシェアーズ)のまとめ

オフィスの机とチャックの向こうの世界

  • BitShares(ビットシェアーズ)は多機能な分散型取引所を提供する仮想通貨
  • 毎秒10万件のトランザクション処理能力を誇るBitSharesのネットワークGraphene(グラフェン)や米ドルにペッグされたスマートコインなど多くの機能を持つ
  • BitSharesは数ある分散型取引所の中でも特に将来が期待されている仮想通貨

 

BitShares(ビットシェアーズ)には紹介プログラムというのがあり、知人や親戚を紹介して彼らがBitSharesのユーザー登録をすると報酬を受け取ることができます。 

BitSharesのアカウントはベーシック・年会・生涯プランなど複数ありますが、紹介した人が年会プランを選択すると20ドルの年会費のうち6ドルが、生涯プランでは100ドルの会費のうち50ドルを受け取ることができるようです。 

詳しい説明はこちらのページから確認することができます。→https://bitshares.org/referral-program-terms-and-conditions/ 

  

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