QASHトークン

仮想通貨の問題を克服した取引プラットフォームQASH(キャッシュ)とはどんな仮想通貨か?この記事では日本とも大いに関係があるQASH(キャッシュ)の特徴や価格チャート、将来性を分かりやすく簡単に解説していきます!

QASH(キャッシュ)のリアルタイム相場価格と時価総額ランキング

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QASH(キャッシュ)の基礎知識!

QASH(キャッシュ)コインのイメージ

QASH(キャッシュ)は2017年の11月に取引が開始された仮想通貨です。
通貨単位はQASHで表され、2018年7月現在は1/QASHあたり約29円で取引がされています。
時価総額は80位台に位置していますが、コインのトークンセールでは3億5000万QASH(約140億円)もの資金調達に成功したことで大きな話題となりました。

またソフトバンクグループでベンチャーキャピタルファンドのシニアディレクターをしていたマイク・かやもり氏がCEOを、三菱ファイナンシャルグループの元代表取締役副社長の田中 正明氏がQASHの取締役を務めており、日本との関係が深い仮想通貨でもあります。

QASH(キャッシュ)の金融サービス

そんなQASH(キャッシュ)は、仮想通貨市場に流動性を供給する新世代の金融サービスとして開発がされました。

流動性とは通貨の取引が活発に行われているかどうかを示す言葉で、全く取引がされていない仮想通貨は流動性が低く、多くの取引がされている仮想通貨は流動性が高いと言えます。

現在は仮想通貨の価格が上がるまで通貨を保有しておこうという人が多くなっており、仮想通貨市場全体が通貨の流動性が低い状態となっています。
また先進国では一部の通貨ペアで流動性はあるもののその国の居住者しか利用できないという問題や、新興国ではそもそもフィアット通貨の価格が安定していないため仮想通貨との流動性が皆無という国もあります。

そこで QASHでは世界中の取引所の流動性を1つに集約する取引プラットフォームを構築することで、流動性問題のソリューションとなろうとしています。

ユーザーはQASHの取引プラットフォームを利用することで欲しいと思う通貨がすぐに買うことができ、売りたいと思った仮想通貨はすぐに売ることができる、流動性が高い通貨の取引を行うことが可能となります。

その結果スピーディーな取引が行われるため、損失回避や約定に手間取ることなくユーザーの利益は最大限まで高められます。

またQASHは日本の金融庁から仮想通貨交換と業者の第一号として登録されており、とても信頼性が高い取引プラットフォームです。

QASH(キャッシュ)の特徴

ベットの上の女性とたくさんの本

QASH(キャッシュ)では取引プラットフォームのことをWorld Book(ワールドブック)といい、ワールドブック内で提供されるサービス・機能のことを総称してPrime Brokerage(プライム・ブローカレッジ)といいます。

次にワールドブック内のPrime Brokerage(プライム・ブローカレッジ)にどのような機能があるか順に見ていきましょう。

マッチングエンジン

マッチングエンジンとは通貨の買い手と売り手を即座に繋げる機能のことです。

次に説明するとおり、QASHでは複数の取引所にまたがって売買の契約が結ばれます。

QASHのマッチングエンジンは数十年に及ぶ金融工学の開発経験から生まれ、1秒間になんと数百万件のトランザクション処理を行うことができます。

そのため取引所の数が多くなり取引数が増加しても、QASHではスケーラビリティ問題の心配がありません。

スマート・オーダ・ルーティン(SOR)

スマート・オーダ・・ルーティン(SOR)とは世界中の取引所の売買にワールドブックからアクセスすることができる機能のことです。

SORのおかげでQASHではQASHユーザーとのみ取引を行うのではなく、世界中の取引所のユーザーと取引を行うことができます

他所の取引所とマッチングが見つかった場合にはその取引所に自動で注文が転送され、シームレスに売買契約が成立します。

クレッド・ファシリティー

クレッド・ファシリティーとは法定通貨か仮想通貨のいずれかを担保する借り入れのことです。

クレッドファシリティーを行うためにQASHでは法定通貨を管理することもでき、すでにアメリカ・ヨーロッパ・シンガポール・日本・フィリピン・台湾・インドネシアの銀行との広範なネットワークを構築しています。

QASH(キャッシュ)のロードマップ&今後の開発予定

地図と眼鏡

QASH(キャッシュ)のロードマップを見ると2014年頃に QASHの発行元であるQUOINEが設立され、日本への本部移転を経て2017年から取引プラットフォームとして誕生したとあります。

今後の開発予定としては2018年までにプライム・ブローカレッジの機能が順にリリースされ、2019年の中頃にQASHのブロックチェーンがローンチされる予定となっています。

またQASHは最終的に銀行としても営業を行なっていく予定で、2019年中に正式に銀行ライセンスを取得するようです。

QASH(キャッシュ)の価格推移&チャート

右上がりのグラフ

QASH(キャッシュ)は2017年の10月頃にトークンセールが行われ、発行されました。

前述のとおり、トークンセールでは3億5000万QASH(140億円)を調達することに成功します。

当初は1QASHあたり約50円で取引がされていました。

その後11月に大手取引所であるHuobiに上場し、ワールドブックのベータ版がローンチされたことで価格が高騰します。

年明けの2018年1月には1QASHあたり約250円まで価格が上がりました。

2月以降はやや下落気味で取引プラットフォームが正式にローンチされたときには価格がやや上がったものの2018年7月現在は1/QASHあたり約29円で取引がされています。

QASH(キャッシュ)の将来性を解説

QASH(キャッシュ)のホームページQASH(キャッシュ)は複数の取引所と相互性を持ち仮想通貨取引の難点だった流動性を克服したことで、今後多くのユーザー数が見込まれる取引プラットフォームです。

また銀行ライセンスの取得に向けての動きもあり、フィアット通貨と仮想通貨を一元的に管理できるという点でも多くの利便性が期待できます。

しかしながら公式サイトにもホワイトペーパーにも分散型取引所であるという説明はどこにも書かれておらず、ブロックチェーンのローンチがされていないことからQASHは分散型取引所ほどの高いセキュリティーは持ち合わせていない可能性があります。

とはいえ金融庁から正式に仮想通貨交換業者として認定を受けていますし、取引所としての信頼性は十分あると考えられます。

QASH(キャッシュ)のまとめ

QASH

  • QASHは複数の取引所と相互取引が可能な仮想通貨取引プラットフォーム
  • 流動性が高い取引を行うことができるのが特徴で、日本の金融庁から仮想通貨交換業者としての認定を受けている

前述のとおりQASHは日本と大いに関係があり、それが理由かLINEでの情報発信を行なっているようです。
QASH(キャッシュ)の利用方法などを詳しく知りたい方は友達登録をしてみるといいかもしれません。

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