モナコ(MCO)ロゴ

Monaco(モナコ:MCO)は還元率2%のVISAカードなど、ユーザーの生活をより良くする金融サービスを多く提供しています。そんなMonacoとはどんな仮想通貨なのか?Monacoの金融サービス、価格チャート、将来性を含めて分かりやすく簡単に解説していきます!

Monaco(MCO)リアルタイム相場価格と時価総額ランキング

モナコ(MCO)の相場価格と時価総額ランキングをリアルタイム表示

Monaco(MCO)の基礎知識

クレジットカードとスマフォ

Monaco(モナコ)は2017年の7月に発行された仮想通貨です。
2017年の5〜6月にトークンセールが行われ、2670万ドル(約26億7000万円)もの資金を調達したことで話題となりました。
通貨単位はMCOで表され、発行当初は1MCOあたり約200円で、2018年8月現在は1MCOあたり約600円前半で取引がされています。

日本での知名度はさほど高くは無いですが、通貨の時価総額ランキングでは70位台に位置しています。

Monaco(モナコ)の金融サービス

モナコ(MCO)の利用画面とデビットカード

そんなMonacoはユーザーの生活が改善・向上するためのシンプルで便利な金融サービスを提供することを目的としています。

どのような金融サービスを提供しているのか、次に見ていきましょう。

Monaco ウォレット

Monacoのウォレットは法定通貨と仮想通貨の両方を管理することができます。

現在Monacoウォレットで取り扱いしており管理できる法定通貨の数は7つ、仮想通貨の数は4つとなっています。

法定通貨は銀行振込・デビットカード・クレジットカードから振り込むことができ、仮想通貨を両替して振り込むことも可能です。
仮想通貨の場合は各ウォレットとクレジットカードからMonacoウォレットに振り込むことができます。

またMonacoウォレットからの法定通貨の貯蓄率は約5〜8%となっており、これは既存のハイストリートバンク(顧客が大銀行の地方支店銀行を使用する際のマスマーケットバンキング)よりも高くなっています。
さらにウォレット内で法定通貨から仮想通貨への両替を行う場合、手数料がかからないというメリットがあります。

送金をする際も手数料はかからず、ウォレット上で200以上の仮想通貨の価格・数量・時価総額・価格変動率などをチェックすることもできます。

今後はMonacoウォレットに家計簿のような機能も追加される予定となっています。

Monaco VISAカード

Monacoでは複数の種類のVISAカードを発行しています。

一番下のランクのミッドナイトブルーでは1ヶ月に20万利用することができ、2万円までだったら無料でATMから引き出すことができます。

ルビースチールでは1ヶ月に40万円まで利用することができ、4万円までだったら無料でATMから引き出すことができます。
さらに毎回の利用ごとに利用金額の1%が仮想通貨でキャッシュバックされます。

プレシャスメタルでは1ヶ月に100万円まで利用することができ、8万円まで無料でATMから引き出すことができます。
さらに毎回の利用金額の1.5%がキャッシュバックされ、LoungeKey™空港のゲスト用のラウンジを利用することもできるようです。

最高ランクのオブシディアンブラックでは利用限度額が無制限となり、10万円まで無料でATMから引き出すことができるようになります。
さらに先ほどのLoungeKey™空港のラウンジ利用権がカード保有者以外にプラス1名されます。
オブシディアンブラックはカードの発行に上限があり、999枚以上は発行されないようです。

これらのMonacoVISAカードはクレジットカードにもなり、MonacoからMCOを担保として支払いを立て替えてもらうことも可能です。

Monacoの自動投資

Monacoでは、ユーザーは仮想通貨投資のための自動投資を利用することができます。

預金だけすれば自動で資金を運用してもらうことができるため、仮想通貨の知識が浅い人や投資の経験が少ない方でも利益を出すことができます。

手数料は利益分から捻出されるため、最初に利用手数料を払う必要はありません。

Monaco(モナコ)のロードマップ&今後の開発予定

山にコンパスを向ける

Monacoの公式サイトによると今後はMonacoVISAカードがアメリカ_ヨーロッパ・アジア居住者に発行されるようになるようです。

また新しいMonacoVISAカードも発行される予定となっています。

Monaco(MCO)価格推移&チャート

モナコ(MCO)チャート図

Monaco(MCO)は2017年の5.6月にトークンセールが行われ、7月から取引が開始されました。
トークンセールでは前述のとおり日本円で約26億7000万円もの資金を調達することに成功し、大きな注目を集めます。

発行当初の価格は1MCOあたり約200円でしたが、BittrexとBinanceに相次いで上場したことで価格が上がります。

8月の下旬には1MCOあたり約2500円まで値上がりしました。

価格上昇の反動からか9月以降は価格を落としてしまいますが、11月にメタルカードを生産する会社ジェムアルトと提携をし、アメリカのニュース専門局であるCNBCでMonacoが取り上げられたことで再び2000円台に迫る勢いの値上がりを見せます。

しかしながら2018年の2〜3月は再び価格が下落し、1MCOあたり500円を下回る価格となってしまいます。

4月に韓国の大手取引所であるBihumb(ビッサム)に上場したことでいくらか持ち直しますが、大きな価格高騰とは至りませんでした。

5月からマーケティングに力を入れ始め、その影響からか現在は価格が値上がりの兆しを見せており、2018年8月現在は1MCOあたり約600円代で取引がされています。

Monaco(モナコ)の将来性は?価格は上がる?

円グラフと棒グラフとはてなマーク

Monacoの金融サービスの中で目玉なのはMCOキャッシュバック付きのVISAカードですが、MCOのユースケースがあまり明らかになっておらずユーザーが魅力を感じるかどうかは微妙なところです。

キャッシュバックされたMCOを他の仮想通貨や法定通貨に交換することもできますがやや手間がかかる印象で、それだったら他のキャッシュバック機能付きのクレジットカードを利用する人の方が多いでしょう。

MCOの利用用途が増えない限りはMonacoのユーザーは増えず、価格の上昇にも繋がらないと思われます。

Monaco(MCO)のまとめ!

パソコンなどがある書斎の一角

  • Monacoは便利でシンプルな金融サービスを提供するために開発がされた仮想通貨
  • Monacoの金融サービスには、法定通貨と仮想通貨の両方を管理できるウォレットや、利用するごとにMCOが還元されるVISAカードなどがある
  • MCOの利用用途が多くなればMonaco(MCO)の価格高騰が期待できる

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